アメリカ口語教本<新訂版> Willam L. Clark  研究社

  

私が持っているのは、こちらの<新訂版>というもの。

やりきってみたい、繰り返し練習してボロボロにしてみたい教材です。きっと力がつくと思うので。ただ、練習量が半端な量ではないので、ほとんどの方々が挫折している教材でもあります。私もその一人。

アメリカ口語教本<新訂版> Willam L. Clark  研究社

超ロングセラー教材として、研究社の看板教材だった時期もあったようだが現在は大手の書店の片隅に寂しく並んでいるだけです。平積みされているところは皆無です。また、今は<最新改訂版>というのがでておりCDも附属しています。<新訂版>はカセットもしくは、CDが別売でした。

Pattern Usege Drill というセクションが各パートにあるのですが、これがなかなかスゴイのです。この教材の要(かなめ)と言っていいでしょう。いわゆるパタンプラクティスを行うのですが、英文を読むのではなく、巻末にある絵(チャート)を見ながら自分で考えながら口から英語を出す練習です。チャートがついているのは、入門編と初級編のみです。この入門と初級だけでも、かなりの英語発信力がつくと思います。

私は、入門編の半分までやってみました。初めはぎこちなく、なかなか英語が口をついて出てくるというところまでいかないのですが、繰り返していると、なるほど大切な文型パターンがスルスルと口から出てくるようになります。

先生と生徒で使用する形になっていますが、十分自習できる内容になっています。しっかりとした目標と文法的にも内容的にも恥ずかしくない英語を話せるようになりたい人向きです。文法項目もしっかりと説明されています。

日本語→英語という過程を経ることなく、英語が口をついて出てくるよう徹底的に練習できます。正統派英語を目指す方は、是非挑戦してみてください。私もいつか再開したいです。

いつかなんて言っている間はだめでしょうかね。

Pattern Usege Drill の解答が下記のリンクから確認することができます。この解答を音読していくだけでも力はつくと思いますよ。

入門編解答

初級編解答

※ 著者であるWillam L. Clark 氏は、「科学的英語独習法」の改訂に尽力を注いだようです。余談でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク