#014 英語らしく発音する「リズム」の練習

2019年4月7日

発音記号などで個々の音を学ぶことは大事ですが・・・

もっと大事なのは、発音よりも「リズム」と「イントネーション」です。

いくら個々の発音の仕方を学んでも、
英語っぽくはなりません。

 

「リズム」がとっても大事です。

英語には、日本語にはない強弱のリズムがあり、
それを体で覚えることで、とても英語らしい
発音になってくるのです。

このリズムを身につけるのも、やはり理論が先ではなく、
たくさんの英語を「聞く」によって体得できます。

 

しかし、この英語のリズムをかなり崩して
録音されている教材が多いのです。

「リズムを崩している」というのは、
学習者に分かりやすく理解してもらうため、
手加減しているということです。

ですから、教材選びはなるべく
ネイティブの手によるものであることと
日本人を対象としていない教材が良いと思います。

 

なるべく自然に話されている教材を選ぶことが大事ですが、
ここでは、発音の練習なので、話されている内容には
あまり意識を向けなくても大丈夫です。

とにかく強弱・強弱のリズムを頭に身体に叩き込むことです。
そうすることで、音読の仕方もが変わってくるはずです。

 

音読にリズムがついてくると、今まで難しいと思っていた
リスニングも自然と力をつけてきます。

 

次の文章をご自分で声に出して読んでみてください

Want to catch some breakfast on the way to work?
(仕事に行く途中で、朝食でもどう?)

 

どこを強く読み、どこを弱く読みましたか?
棒読みでは、英語らしく聞こえませんよね。

 

では、強くするところを大文字にしてみましょう。

こうなります。

 

want to CAtch some BREAkfast on the WAy to WOrk?

 

小文字のところは、弱く速く発音します。

そうすると英語らしく聞こえます。

 

英語はリズムが命。とにかくナチュラルで
良質な英語を探してきて、
一日中かけっぱなしに
してみてください。

1ヶ月であなたの発音が変わります。

努力をする必要はありません。
かけっぱなしで眠くなったら寝ちゃって平気です。
英語を聞ける時間は、とにかく聞きつづける!
これだけで耳が進化(?)してきます。

スポンサーリンク