#015 英語を聞き流すだけで発音が良くなるなんて本当ですか?

2019年6月10日

「聞き流すだけ」といったら少し語弊があります。

確かに無料プレゼントレポートの中では、
聞き流すことが大事だと書いておりますが、

聞き流すことから始める」と言った方がいいかもしれません。

「聞くこと」「聞き流すこと」をしないで
発音練習に入ってしまい、発音の仕方などの理論を
学習ばかりしてしまうと失敗します。

 

本当は3ヵ月、最低でも2ヶ月間英語を
「聞き流す」ことで
英語の音(アクセントやリズム)が
あなたの頭の中に蓄積されはじめます。

 

蓄積される前に、次に進んでしまうと
カタカナ英語になってしまいます。

英語の音が入っていないのですから、
現在入っている音、つまり「日本語の音」で
代用せざるを得ないのです。

 

このカタカナ英語を話している人には、
英語がかなりできる人が多いという印象があります。

ここでいう英語ができる人とは、TOEICなどで
800点位取る高得点者の方々です。

900点を超える方々は、さすがに発音もバッチリという方が
多いですが、テクニックのみで高得点を取っているような
方々の発音はカッコ悪い人が多い気がします。

 

ニューヨークのハンバーガー屋さんでのウソのような、
本当の話です。

私と私の友人が同じものを頼みました。

ダブルチーズバーガーと、オニオンリング、
オレンジジュースのラージサイズでした。

 

どうやって注文しますか?

 

もし英語が得意な方でしたら、
簡単に注文できると思いますよね?

私の友人は中学では英語が「5」の秀才でした。
しかし、注文できなかったのです。
何度も聞き返されていました。

何やらたくさん話しているのですが、
いっこうに通じません。

 

私は英語の成績は「2」でしたが、
一発で通じました。

他の店でもこんなことがありました。
彼は、アイスクリームのバニラを頼んだのに
「バナナ味」がきました。

彼は、コーヒーを頼んだのに、
「コーラ」がきました。

 

どうしてでしょう?

これは、リズムとイントネーション、
そしてアクセントが間違っていたからだと
思っています。

ネイティブの人たちは私たちが話す
一語一句すべてを聞いているわけではありません。

 

キーワードとなる単語のアクセントと
話すリズムを聞いているんです。

リズムと、アクセント(強勢)をどこにおくか
ということを自然と身につけるためには、

やはり

「聞き流し」が一番有効な学習法だと思っています。

 

ただ、この「聞き流し」で英語会話力は上達しません
カッコイイ発音になるための土台がつくれるだけです。

 

こうやって注文しました!

A Double-Cheeseburger, Onion-rings, and a large Orange drink, please.

私の発音も決して完ぺきではないのですが、
通じたのは、先ほどの単語のアクセント置き所だと思います。

 

 

発音なんて、勉強はしなくて大丈夫ですので、
とにかく「聞き流し」を一定期間続けて
みてください。

あるところから「真似をしたくなり」ます。

そこまでは、勉強なんて形を一切捨てて、
英語を流し続ければいいんです。

簡単です。
素直に始めた人勝ちです。

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