最近は、こうした面白い単語集は出てこなくなりました。この単語集の学習法で一体どれくらい単語を覚えられたのかは定かではありませんが、当時は人気の単語集であったようです。
表紙を見ていただくとわかる通り、単語の見出し語数は第1集が4000語、第2集が3000語と多いです。
私は、個人的にはとても好きです。気休めにたまに眺める程度ですが、なかなか覚えられない単語などはこうして何かと結びつける方法は有効かもしれません。連想というのは語源とかではなくて、日本語との語呂合わせで覚える方法です。
気になるのは、教材内で語呂合わせに使用している日本語の表現やイラストが現在では問題になりそうなものが多いのです。そこを全面改訂しない限り今後再出版されることはないと思います。でもやっぱり楽しい単語集です。
こんな風に覚える単語集
abandon
あ、晩だと勉強捨てる
<応用例文>Abandon law for art. (法律をやめて美術をやれ)
・abandon (他)捨てる、やめる、放棄する
(慣)abandon oneself to ~ ~にふける
(派)abandonment (名)放棄
(同)forsake (他)見捨てる、放棄する
relinquish (他)捨てる、放棄する
desert (他)捨てる
give up 捨てる、あきらめる
こんな感じで、全部ではないですがイラストも入っています。また、各単語には発音記号が表記されています。語呂合わせの部分は賛否両論あったようですが、例文には定評があったようです。
これだけではわかりにくいと思いますので、実際のページを見てみましょう。少し見にくいかもしれませんが。
アマゾンで知れべたら、2色刷りになって販売しているようです。第3集まであったんですね。