#005 どんな英語を聞けばカッコイイ発音になれるか?
カッコイイ発音を身につけるためには、
まず「英語」を聞かなくてはいけません。
では、英語を聞くなら何でもいいかというと、
そうではありません。
英語力がかなりついている方は、
様々な英語を聞いてみるのも良いかもしれません。
しかし、私たち英語発音入門者の場合は、
どんな英語を聞くかにもっと注意を払わないといけません。
では、始めはどういった英語の音声を聞けばいいのでしょうか。
私がオススメするのは、「朗読英語」です。
朗読英語の良いところは、途中に日本語が入っていないことです。
途中に日本語のナレーションの入っている音声教材は、
英語のリズムを崩します。
英語の独特の音、音のつながり方、
リズム、イントネーション、アクセントを学んでいる時に、
英語以外の音(日本語の解説や訳など)は邪魔になります。
それと会話文より、まとまりのある文章なので、
その後の音読(発音)練習教材として適していると思います。
私の場合は、レポート【段階的英語発音練習法】で紹介している
「The Ugly Duckling」の英語朗読をリピート機能を活用して、
何百回と聞きました。ほとんど聞き流しです。
たまに、気になる箇所があった場合のみ、
耳をそばだてるといった感じでした。
もうひとつ付け加えるとすると、
男性ナレーションより女性ナレーションのほうが、
耳に残りやすいです。
耳に残りやすいということは、自分が再生(発音)をしやすい、
真似をしやすいということに気づきました。
どんな英語を聞けばいいか、ということは
とても重要なことなので今後もいろいろな形で
ご紹介していきたいと思っています。
真似をする英語というのは、
あなたの「お手本」となる英語になりますので、
この「お手本」を間違えると、カッコイイ発音は
なかなか身につきません。
英語の音声は、癖(くせ)のない、
スタンダードな英語ナレーションを選んだほうが
良いでしょう。
現在、書店に並んでいる英語教材のナレーションは、
癖のない、まじめな感じの音声です。
しかし、真面目すぎて面白みのないナレーションが多い、
というのが私の感想です。
パンチがないといったらよいのでしょうか?
耳には残りにくい感じがします。
多少特徴のある話し方のナレーション、
ちょっと大げさなナレーションのほうが、
「お手本」としては、すぐれていると思います。
私がオススメする英語音声が
少し聞いていただくことができます。
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