#003 英語の意味を無視して【音】のみを聞くと・・・
発音の学習というのは、英語の勉強ではありません。
ですから、意味をつかもうとする必要は全くないのです。
静かに「音」のみを聞いてください。
そうすると、自然と日本語とは違う「英語の音」の分析をするようになり、
自分の話す日本語との違いが明瞭になってきます。
違いが分かってくると、音を聞いているだけで口の形はこうかな?
というようなことも次第に分かってくるから不思議です。
ただ、「音」のみを聞けといわれても、
とても困ると思います。分かりづらいですよね。
わかりやすくするために、ここではひとつの方法をご紹介いたします。
ここで聞いていただきたいのは、
英語ではなくて音楽です。吹奏楽を用意しました。
この音楽を聞いて、やっていただきたいのは
どんな楽器が使われているか?を分析するんです。
音楽を鑑賞するのではなく、「音」に集中して、
どんな楽器かを想像するだけでいいです。
クラリネットかな?オーボエかな?
これはトランペット、あっ、シンバルが鳴った!
こんな具合にやってみてください。
ただ単に、いろいろな楽器が使われているな~と
「耳をそばだてて」みるのです。
ちょっと眉間にしわを寄せながら、あれこれと考えながら
音を聞いてみてください。
これが、「音の分析」です。
慣れてきたら、今度はこれと全く同じことを
英語を使ってやるのです。
はじめに申し上げたとおり、
「意味をつかむ」のが目的ではありません。
「音」に集中してください。
こんなことを何度か繰り返していくうちに、
カッコイイ発音に近づいてきます。
では、聞いてみましょう!
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