#003 英語の意味を無視して【音】のみを聞くと・・・

2019年4月28日

発音の学習というのは、英語の勉強ではありません。

ですから、意味をつかもうとする必要は全くないのです。
静かに「音」のみを聞いてください。


そうすると、自然と日本語とは違う英語の音」の分析をするようになり、
自分の話す日本語との違いが明瞭になってきます。

違いが分かってくると、音を聞いているだけで口の形はこうかな?
というようなことも次第に分かってくるから不思議です。

ただ、「音」のみを聞けといわれても、
とても困ると思います。分かりづらいですよね。

わかりやすくするために、ここではひとつの方法をご紹介いたします。



ここで聞いていただきたいのは、
英語ではなくて音楽です。吹奏楽を用意しました。

この音楽を聞いて、やっていただきたいのは

どんな楽器が使われているか?を分析するんです。

音楽を鑑賞するのではなく、「音」に集中して、
どんな楽器かを想像するだけでいいです。

クラリネットかな?オーボエかな?
これはトランペット、あっ、シンバルが鳴った!

こんな具合にやってみてください。

ただ単に、いろいろな楽器が使われているな~と
「耳をそばだてて」みるのです。

ちょっと眉間にしわを寄せながら、あれこれと考えながら
音を聞いてみてください。

これが、「音の分析」です。

慣れてきたら、今度はこれと全く同じことを
英語を使ってやるのです。

はじめに申し上げたとおり、
「意味をつかむ」のが目的ではありません。


「音」に集中してください。

こんなことを何度か繰り返していくうちに、
カッコイイ発音に近づいてきます。

では、聞いてみましょう!

スポンサーリンク