口が覚える基礎英文法 13.比較の表現

原級・比較級・最上級

形容詞と副詞の比較級と最上級は、次のいずれかの形をとります。

(1)語尾に -er, -est をつける形

tall — taler — tallest (背の高い)

fast — faster — fastest (速く)


(2)原級に more, most をつける形

interesting — more interesting — most interesting (面白い)

carefully — more carefully — most carefully (注意深く)

◎more, most を用いるのは、原則として2音節以上の語の場合です。tall, fast は1音節、ear・ly, hap・py, care・ful (注意深い)は2音節、care・ful・ly は3音節です。


(3)比較級・最上級が不規則に変化する形

good, well — better — best (良い、良く)

bad, ill — worse — worst (悪い)

little — less — least (少ない)

many, much — more — most (多い、多く)


-er, -est のつけ方

-er, est のつけ方は、次の規則によります。

(1)原級に -er, -est をつけるだけでよいもの

tall — taller — tallest

long — longer — longest (長い)


(2)-e で終わる語は、-r, -st をつける

large — larger — largest (大きい)

wise — wiser — wisest (賢明な)


(3)「短母音+子音」で終わる語は、子音を重ねてから、 -er, -est をつけます。

big — bigger — biggest (大きい)

hot — hotter — hottest (暑い)


(4)「子音+ y」で終わる語は、y を i に変えてから、-er, -est をつけます。

dry — drier — driest

busy — busier — busiest

◎2音節の形容詞は、ふつう more, most をつけますが、bus・y のように2音節でも -er, -est をつけるものもあります。以下に示します。

eas・y — easier — easiest (容易な)

hap・py — happier — happiest (幸福な)

ear・ly — earlier —earliest (早い)

pret・ty — prettier — prettiest (きれいな)

cleve・er — cleverer — cleverest (利口な)

nar・row — narrower — narrowest(狭い)

ten・der — tenderer — tenderest(優しい)

no・ble — nobler — noblest(気高い)

po・lite — politer — politest(礼儀正しい)


比較級・最上級の用法

Mr. Fuji is higher than Mt. Asama. (富士山は浅間山より高い)

A car is more expensive than a bicycle. (自動車は自転車より高価だ)

He runs faster than Jim. (彼はジムよりも速く走る)

Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. (富士山は日本で一番高い山です)

This car is the most expensive (of the four). (この自動車は[4台のうち]一番高価です)

He runs fastest. (彼は一番速く走る)

◎形容詞の最上級は、the most expensive のように、「いちばん~」というときには必ず the をつけるますが、副詞の場合は特に強調するときだけ the がつきます。


比較の慣用的表現

(1)「~と同じくらい」

as … as ~ を用いて表します。

Frank is as tall as George. (フランクはジョージと同じくらいの背の高さです)

He runs as fast as you. (彼は君と同じくらい速く走る)


(2)「~ほどは・・・でない」

She is not as tall as you. (彼女は君ほど背が高くない)

I can’t run as fast as you. (君ほどは速く走れないよ)

◎not as … as ~ は、not so … as ~ということもできます。


(3)「~の…倍」

twice as … as ~ のように、as … as ~の前に倍数を示す語を置きます。

I’m twice as old as you. (君の2倍の歳だ)

I have three times as many books as Edward. (エドワードの3倍の本を持っている)

I paid half as much for my watch as yours. (僕の時計は君の時計の半額だった)

◎比較するものがわかっている時には、あとの as ~ を省略できます。I’m twice as old. (僕の歳は2倍だよ)


(4)「もっと(最も)~でない」

less, least を用いて表します。使いにく表現です。

The weather is less cold today. (今日のほうが寒さが穏やかだ)

She liked that book least of all. (彼女はあの本がいちばん気に入らなかった)

◎less, least のあとに来る形容詞、副詞は全て原級のままで用います。


ここまでは「パートⅠ」として文法の説明を示してきましたが、これがわかっただけでは使い物にはなりません。

実践練習が必要です。ここからが本当の意味での文法学習ということになります。スポーツと一緒で何度も基本的な練習がどうしても必要になってきます。英語は私たちにとって外国語です。普段は日本語に囲まれて生きています。意識的な努力が必要なのです。どうか、繰り返してみてください。少しずつではありますが、口をついて英語が出てくるようになってきます。

今までのように、日本語の単語や表現を英語に当てはめようとする頭の働きではなく、スパッと英文がでてくるように必ずなります。頑張ってください。

パートⅡ 文法口頭特訓

(13.比較の表現)

問題文の日本語の後にポーズが入ります。その間に英語をあなたの口から出してみてください。始めは出てこないでしょう。今までこうした練習はしてこなかったのですから当たり前です。ですから、何度もアタックしてみてください。英語が自分の口から出てくる数が増えてきます。モデル解答の後ももう一度口に出して言ってみることが大切です。

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